スウェーデンで、たった一人プラカードとともに座り込む、
誰にも知られていなかった少女が、
すい星のごとく国連のサミットに現れ発言し、
世界中の若者を先導して、
大人に怖気づくことなく意見を言う、
「環境少女」グレタ・トゥーンベリさんになりました。
そうして、
遂には世界最年少のノーベル平和賞受賞者に!
しかしながら彼女が選ばれなかった理由を、
批判の声とともに検証しました。
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環境少女グレタがノーベル平和賞に選ばれなかった理由は?
【平和賞 16歳少女に注目集まる】https://t.co/v57gNq4I7j
2019年のノーベル各賞の発表が7日から始まる。昨年見送られた文学賞は10日に2年分発表。平和賞は11日で、「世界気候ストライキ」を広めた環境活動家グレタさん(16)が筆頭候補に挙げられている。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 6, 2019
環境少女グレタさんですが、
ノーベル平和賞を受賞する前に、
既に、国際子ども平和賞を受賞していました。
国際子ども平和賞とは
児童権利擁護団体「キッズライツ財団」が贈るものです。
グレタさんの他にもカメルーンのディビナ・マールムさんという方が受賞しています。
キッズライトの創設者と専門委員会委員長を兼ねている
マーク・ダラート氏はこう語っています。
「グレタとディビナが多くの子供たちの将来に影響を与えることは間違いなく、2019年度国際子供平和賞の受賞者としてふさわしい子供達です」
環境という問題を通し、
若い世代に影響を与えたことで、
ここで既に実績として認められてしまったことが
ノーベル平和賞に繋がらなかったのでしょうか。
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環境少女グレタはもう一つのノーベル平和賞も受賞していた!
もう一つのノーベル平和賞といわれる
「ライト・ライブリフッド賞」という賞があります。
「環境少女」グレタさん(16)さんに〝もう1つのノーベル賞〟授与「ライト ライブリフッド(正しい暮らし賞)温暖化防止を求める若者の世界的運動の先駆けとなったのが受賞理由❗️北極、南極の氷山が溶けて水位が上がり小さな島々が消滅した❗️経済的発展より科学的根拠をみよ❓‼️
— セレブの極み相打ち (@bsc3z) September 25, 2019
「ライト・ライブリフッド賞」は環境や人権問題などに尽くした人に贈られる賞で、
スウェーデンの財団が行っているものということです。
グレタさんの受賞については、主催側は次のようにコメントしています。
「科学的事実をもとに、緊迫した気候変動への対策を求める人々の要求を高めた」
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190925/k10012099161000.html
この賞を受けたグレタさんもコメントを出しています。
「この受賞は私1人だけのものではありません。地球を守るために立ち上がることを決めた、すべての仲間たちと受賞したものです」
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190925/k10012099161000.html
利己的な様子が一切ない、
地球への貢献意識に満ちたコメントですね。
こちらはノーベル平和賞と違い、
受賞の理由に「環境」に対する貢献が含まれています。
「環境」のキーワードがくるならば、
グレタさんはまさしく受賞にふさわしい人物でありますね。
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環境少女グレタの受賞に批判の声もあった!
環境への貢献度は他の追随は許さないであろう
環境少女グレタさんですが、
グレタさんのノーベル平和賞候補には批判の声もあったのです。
なんでこんなに攻撃的なのが平和賞なの・・・
「英ブックメーカーの予想によると、ノーベル平和賞はグレタさんが1番人気」https://t.co/HybHXqcFU4 pic.twitter.com/u9WWLWKiMA
— くつざわ亮治 豊島区議員 (@mk00350) October 6, 2019
やはり、グレタさんの攻撃的な物腰にあるみたいですね。
ノーベル環境省ではなく、
ノーベル平和賞ですので、
受賞者が平和的とは程遠い攻撃的な態度では、
批判も起きてしまいますよね。
もうね、アホかと。子供が訴えたら絶対正義?
なんで国連でスピーチできるんだよ。その辺を疑ってから考えてほしい。文学賞2年分、平和賞候補にグレタさん=7日からノーベル賞発表(時事通信) https://t.co/X77PBeFUdj
— ペアダ19 (@peada19) October 6, 2019
グレタさんには、「バックにいる誰かに操られているのでは?」という
疑いもありますよね。

やはり、背後関係などが完全にクリーンでないうちは、
ノーベル平和賞受賞というのも
納得できない人たちが一定数いたということですね。
また、環境破壊に繋がる飛行機を利用する人たちを
‘flight shame’ と名指してしまったことも、
世界中から反感を買ってしまっています・・。
‘flight shame’ とは、飛行機に乗る人たちは恥を知るべき人だという意味が
込められた用語ですね。
グレタさんは、ニューヨークの国連サミットまでは、
飛行機ではなくヨットで大西洋横断をするということを
しています。

様々な批判があるなか、
ノーベル平和賞受賞には選ばれなかった、環境少女グレタさん。
やはり、彼女が貢献したのは「環境」であり、
直接的な「平和」ではなかったのが、
きっと大きな要因になっていたと思われますね。
今後の彼女の更なる取り組みに注目していきたいと思います。
ちなみに報道番組や批評番組に興味のある方には、個人的にこの2つ、Paravi とFODプレミアムが断トツにお勧めです。
ニュースリテラシーや知識をつけるって大事ですよね。
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