英語について

トヨタ社長がバブソン大学で感動の卒業スピーチ!整った発音も素晴らしい!

皆さん、こんにちは。
皆さんはこれまでに英語でスピーチをしたことがありますか?

職場にて外国人同僚やクライエント相手に英語のプレゼンテーションをしたり、
学生さんなら、英語のスピーチコンテストなどに参加されたりしたことがあるかもしれませんね。

今回はそんな英語スピーチにフォーカスした内容の記事になっています。

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もくじ

トヨタ社長がアメリカのバブソン大学で感動の卒業スピーチ!

さる5月に、TOYOTA3代目社長の豊田章男氏がマサチューセッツ州ウェルズリーにあります、
社長の母校のバブソン大学にて卒業式のスピーチを行ったことが話題になっています。

バブソン大学が位置しますウェルズリーには、筆者は行ったことはありません。

大学留学中に同じマサチューセッツ州内のボストンには4ヶ月ほど滞在し、
そちらは大学のサマースクールやインターンシップに励んだ思い出の場所です。

またウェルズリーより更に内陸側にあるWorcester(ウースター)というIT系の大学生が集まる街にも1ヶ月ほど滞在していたことがあり、
マサチューセッツ州は懐かしい土地です

今回、トヨタ社長がスピーチをされた バブソン大学生の半分以上が family business
つまり家業のあるバックグラウンドをもつらしく、
TOYOTA3代目のトヨタ社長と通ずるところがありますね。

トヨタ社長は1982年に同大学を卒業されたらしいです。

母校でのスピーチ、感慨深いことでしょう。

バブソン大学の生徒たちも、誇らしい気持ちでトヨタ社長を迎えたのではないでしょうか

こちらの動画にて、トヨタ社長のスピーチをどうぞご覧ください。

 

トヨタ社長の卒業スピーチでは整った英語発音も素晴らしい

今回のトヨタ社長のスピーチは、
その練り上げられた内容の素晴らしさ、
磨かれたスピーチスキルがとても高く評価されています。

筆者も全スピーチを動画で視聴しましたが、
トヨタ社長の英語発音も素晴らしいなと思いました。

なにより、とてもとても練習されたのが伝わります。

もちろん、ネイティブレベルの発音ではありませんが、

私たち日本人が目指すところのネイティブの負担にならない発音
まさにそれをクリアされた領域のものだと思います。

子音の R だけでなく、母音の r もきちんと発音されていて、
TOYOTAを語る上ではなくてはならない単語の Car (車) の母音の r が綺麗にでていました。

私達がカタカナ英語に変換しがちな二重母音も意識して発音されていて、
日本人が苦手な th の音も綺麗でした。

例をあげますと、

トヨタ社長は、
「君たちの卒業パーティーに参加したいけれど、明日は(人気テレビドラマの)Game of Thrones の最終回だから長居はできないよ」

と言って卒業生達を笑わせました。

その時の、Game of ThronesThrones の発音が
とても意識されたように綺麗に発音されていました。

日本語にはない、th の音に続き、これまた日本語にない子音の r が続き、one の部分の発音では二重母音の ou (オウ) と続く・・。

th-r-oun-z と、難しい発音単語を聞きやすく発音されていました!

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聴衆の心を掴んだトヨタ社長の感動スピーチの内容

トヨタ社長のスピーチは、
スピーチ専門の方達や、コミュニケーション学の方達からも高評価みたいです。

スピーチ学やコミュニケーション学は、
筆者もアメリカ留学中にとても興味をもった分野でした。

アメリカではPublic figures(公の場の人々)が スピーチによって聴衆を引きつける場面
日本よりも一般的ですね。

政治家だけでなく、成功している経営者の方々も、
大抵みなスピーチを学ばれています。

トヨタ社長のスピーチは、掴みのユーモア、相手の領域に入っていく手腕、
自分が言いたいことよりも相手が聞きたいことにフォーカスされたスピーチ内容が
国内外からとても高評価で、感動しますね。

先ず最初に、
「君たちの卒業後の職はTOYOTAで確保するよー 
 まだ人事部の了解はとってないけど」 

と聴衆(卒業生たち)を笑わせ、

先程のくだりでも触れた、
「卒業式後のパーティーに僕も参加していい? 
 明日は人気TV番組(ゲーム・オブ・スローンズ)の最終回だから、
 長居ができないけど」 

という言葉で、卒業生達の世代の領域にうまく入り込み、

「僕はアメリカのドーナツに喜びをみつけたんだ!」

と聴衆を沸かせ、

「君たちも、自分だけのドーナツ(喜び)をみつけて」
「Find your own doughnut!」

と、抽象的な結びにもっていく。

聞き手を楽しませてくれる、entertaining なスピーチであると思います。

最初から最後まで、聴き手として飽きることなく、
筆者も惹きつけられたました。

スピーチはコミュニケーションであり、一方通行な独白ではないのだなという事を
再認識させて頂いたスピーチでした。

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英語でのスピーチは、今後もっと日本に浸透していくことでしょう

トヨタ社長の魅力的なコミュニケーションベースのスピーチの影には、
当然ながら相当の努力と練習があってのことだと思います。

社長はよく英語でのスピーチをなされていて、
その魅力的なスピーチパフォーマンスはいつも絶賛されているみたいですので、
同じ日本人として誇らしいですね。

これからの時代はもっともっと、
かつてない程にたくさんの日本人が魅力的な英語スピーチを発信していく時代になるのだと思います。

スキルアップとして、
スピーチやプレゼンテーションの手法を学ばれている社会人の方達も増えてきましたね。

たとえば、東京で英語や多言語スピーチを練習してみたいと思えば、

トーストマスターズという、社会人有志の団体などもあります。

様々な場所で、平日夜や週末に開催されていますので、
ご自身の興味やご都合に合わせて、参加を考えてみられると良いかもしれません。

楽しみながら、スキルアップしていけたら素敵ですね!

読んで頂いて、どうも有難うございました!

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